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おみくじは凶

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情念ではなく、情けない念のシャシンである。

伊藤美一の眼『以前にも話したが、写真は目に見えるものをきちんとうまく写すだけがノウではなく、目に見え
ないその事物の内部現実までをあぶり出し、見る者にイメージさせる力がなければならないものであり、そこに
来てはじめて表現がある、ということになるものだ。つまり大事なのは、何が、どうした、というイベント対応そ
のものより、その画像に内在する強靭なリアリティーであり、そういう画像からジワジワと湧いてくるイメージの
濃密さだ。しかし、アマチュア写真の実際は、なかなかそういう表現の次元にまで行き着かず、年がら年中、
何がどうした、のイベント対応に明け暮れている。またそういう写真でなければ採らない有力な雑誌があり、人
々はそういう表現不在の雑誌に権威と親しみを感じて、長い年月、入れ替わり立ち代り教育されているのだか
ら根が深いのだ。アマチュアの写真は世のため人のために撮っているのではないのだから、次元の低いイベン
ト対応に明け暮れることをもってよしとしないで、もっと表現ということを考えろ、つまりもっと表現志向を持てと
いうことだ。1枚写真がどうの、組写真がどうの、なぞということは、こういう根本の問題に比べればたいした問
題ではないのだ。写真に表現がぶち込めるかどうか、想像空間とか情念空間とかいうものが写真に構築でき
るかどうか、アマチュア写真にとってはそれが一番重要なテーマなのである。情念を燃やして物事を見、情念
を燃やしてシャッターを切ってほしい』
by a1photo | 2013-07-01 19:20 | Comments(8)
Commented by halkyoto at 2013-07-01 19:29
私のシャシンもそんなところです。(^^;)
Commented by neon at 2013-07-01 21:20 x
・・・ずっと今までの読んでると
伊藤さんの文章はムツカシイこと書いてるように見えるケド、
私にはただ「ああこれを撮りたい」(対象への愛のようなモノ)という
揺り動かされるような衝動で撮れということを言ってて、
それは画のセカイに於いても全く同じで、
深い思い入れもないようなものを、ただ技術だけで表面上巧く描いても
どーしょーもないってことなのですよね。

a1さんはものすごく伊藤さんに共感してる筈なんだけど、
それを全面に出しちゃうのは照れくさいから、わざと
外したようなコトいつもちらっと書いてるんだ、よ、ね?
Commented by uturohimoyou at 2013-07-02 17:18
今日の 伊藤氏の言葉が一番しっくりときました。
写真のアマチュア、プロだけでなく どんな表現者にも当てはまるものでしょうね。
neon さんも言ってるように a1さんが一番理解していて、、、、、 まぁそこが魅力的なんですが。
Commented by a1photo at 2013-07-02 19:11
halkyotoさん
京都あたりでビシッとひとつ、お願いっす。
…なんて。
Commented by a1photo at 2013-07-02 19:13
neonさん
でへへ。
でも、とても「そんな写真だ」などとは言えませぬ。トホホ…。
Commented by a1photo at 2013-07-02 19:16
uturohiさん
もう30年も40年も前の話ですが、人間の行為のことなので、そう変わらない
はずですよね。
でも、こうした指摘、とっても面白いです。
Commented at 2013-07-04 19:56
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by a1photo at 2013-07-04 21:11
カギコメさん
了解っすよ。
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