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異端児

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 拝啓 ホロゴンさん
 伊藤美一の評論掲載へのブログ、ありがとうございます。
 書いているうちに、これはホロゴンさんが日ごろ言っていることへの当て付けみたいな部分もあり、これはカチ
ンと来るかな、などと勝手に思っていました。
 まあ、勝手な推測にすぎませんが、当時の伊藤氏は写真界の全学連みたいな感じがあり、それゆえに「一向
に表現が進歩しない」写真界に嫌気がさして、とっととケツをまくってしまった、というのがいつの間にか写真界
から姿を消した真相ではないかなどと想像しています。
 アノ当時は、それこそアレ、ブレが横行していた時代ですが、しかし、伊藤氏はきっちりと「本物」か「真似事」
か(言い方はヘンですが)、見分ける目は確かに持っていたと思っています。この点は評価していいような気が
します。
 困るのは、特に写真を始めたばかりの人に多い傾向があるようですが、アレ、ブレ写真が何だか突然、芸術
的に撮れたような錯覚を起こしてしまうことですね。しかも「人間不在」などといったタイトルで。こういうのを見
ると頭のひとつも叩きたくなりますが。
絵画の場合でも、ひとつの例として「作家のこうした時代背景が、この色に反戦への強い表現として描かれて
いるのです」などと聞くと、へえ、そうなんだと思ってしまうわけで、でも、これって背景を知らないと絵画の価
値がないような感じもしますよね。こういうのってどうなんでしょう。
 伊藤氏の「アマチュアは表現をもっと磨きなさい」というのは、まあアマチュア諸氏へのエールだと思って聞き
流すことにしても、伊藤氏とホロゴンさんは似通った共通点があると思っているのですよ。
 それは、ずばり「異端児」ですね。
 芸術に限らず、どんな分野にも異端児ってのは必要だと思いますね。言いたい事はなんでも自由に発言し、
ブレずに我が道を歩む。異端児が必要なことは、ここで書かなくても歴史が証明しているでしょう。
 なんだか、何を言ってるのか訳が分からなくなってきましたが、私の事に限って言えば、日々いかんともしが
たく生活を送っているわけで、「悶々としながらも感じたら撮る」、今はそんな感じでしょうか。
 敬具
by a1photo | 2013-06-08 13:19 | Comments(2)
Commented by Hologon158 at 2013-06-09 11:02
a1photoさん
ご冗談を。
私は写真界からの落ちこぼれ。
いわば荒野のはぐれネズミみたいなものです。
伊藤さんの言葉、ほとんど全部、写真家を目指す人へのとても鋭いアドバイス。
ただし、私は目指さないので、自分のやり方を通したいだけ。
伊藤さんは創造への道になんとか導こうと努力しておられます。
私は、写真が好きで好きでたまらないので、
我流一点張りで、いわば「ただ撮るだけの道」をばく進しているだけ。
異端は社会に刺さったトゲのようなもので、無視できません。
私は「あら、まだいたの?」式にしぶとく生きていきます。
Commented by a1photo at 2013-06-09 17:02
ホロゴンさん
ふふふ、それを世間では○○○というのです。
いずれはっきりすることでしょう。
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