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尼瀬界隈

 日本の写真評論家の中でこの人の右に出る人はいないと勝手に思っている人がいる。それは伊藤美一とい
う人。60年代後半から70年代前半にかけた激動の時代、写真評論社時代のフォトコンテスト・編集長だった
人だ。
 残念ながら当時、その雑誌のことは全く知らなかった。知ったのは大分、後になってからのことだ。伊藤さん
は今はどうしているのか知らない。もしかしたら、すでに故人なのかもしれない(生きていたらこめんなさい)。
で、この人の写真を見る目と評論がすこぶる面白いので、時々、目についた文を載せることにした。もちろん、
自戒を込めて。

 『まつりなど面白そうな題材を探して、それをその通りに再現する、そういう月例写真が余りにも多い。作者
が努力するのは写真になる題材を探すことだけで、運よく格好の題材にめぐり合えば、あとはカメラが再現し
てくれる。題材はないか、題材はないかと、題材乞食が町や村をうろうろすることになる。これはそういう性を
植えつけたカメラ雑誌の責任でもある。だから、ちょいとしたことでシャッターを切り、自分だけで面白がり、そ
れを写真と思い込む、撮ることに思考の伴わないアマ写真家ばかり、やたらに増大する』

 あ、言い忘れましたが、↓ オイラのブログはかつてもこれからも、そんなチョロスナ写真の連続ですよ、もちろん。
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by a1photo | 2013-06-03 13:01 | Comments(8)
Commented by mfak at 2013-06-03 22:05
あ痛ッ!こんばんは。

耳が痛タタタぁ (;_;)
Commented by バリカン at 2013-06-03 23:55 x
この掌編がいつ頃書かれた物かは存じませんが、
現在、写真という手段の文脈が当時に比して多様化してるのは間違いないとは言え、
写真機は「題材」のコピー装置であるという本質に関して、普遍的なものであると思われます。
そのおかげで、紙メディアの報道に対する信憑性を、人々は基本的に信じています。

しかし表現と見た場合、自分自身の思考に則した題材の選定、
(それは見た目の面白さ、鑑賞性とトレードオフかも知れません)
撮影以前の思考とそれに則して得られた写真の鑑賞性、
が高次でバランスした物であれば、とてもすばらしいことであります。

しかしながら、写真に固有のある種のイタさ、というのは、
偶発性に多分に左右されるある意味撮れてしまった物、
である一群の写真に対して、後付けで付与される思考、
撮影者が、根拠があやふやなある意味偶発的な表現に対して、
必然性についてソリッドである、と言い張るイタさ、に収斂するように思われます。

従いまして、くだりの、a1さんの述懐は、実にフェアだと思われます♪
Commented by hologon158 at 2013-06-04 11:31
撮ることに思考の伴わないアマ写真家、
私は断じて違います。
撮ることに思考の伴わないど素人。
これが私。
一緒にされては迷惑です。
それにしても、先生のおっしゃる言葉一々ごもっともです。
だから、私はアマ写真家をやめました。
でも、撮り方までは変えたくないですね。
a1photoさんの写真群は、長い目で見渡すと、
しっかりとa1photoさんの視点による「わが町」写真集。
今の撮り方を変えてほしくはないですね。
Commented by beauty3600 at 2013-06-04 12:43
ベウテーちゃん今日ミミ日曜。ルンルン♪
Commented by a1photo at 2013-06-04 17:54
mfakさん
大丈夫。馬耳東風という格言がございます。
Commented by a1photo at 2013-06-04 17:56
バリカンさん
うーむ、馬の耳に…。
Commented by a1photo at 2013-06-04 17:58
ホロゴンさん
伊藤さんのすぐ左隣りに居座るのがホロゴ○さんというわけです。
間違いありません。
Commented by a1photo at 2013-06-04 18:00
beauty10倍さん
「ミミ日曜」?
ミミが詰まったのかな?
カミさんの小言聞こえずにルンルン?
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