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五木寛之「大河の一滴」より⑧

 なにを言っても無駄だ。どんなに力を尽くしても、その人の痛みや孤独感や苦しみをたすけてあげることは
 できない。目の前の相手をたすけることができないと感じたときに人間は、なんともいえない深い絶望感と
 か苦しみとか痛みとか深い〈悲しみ〉を感じる。そういう悲しみが、ぼくはとても大切な悲しみなのではない
 かと思ったりもします。そういう悲しみによって逆に、いきいきと活性化させられていく命もある。心もある。
 ぼくはそう信じているのです。
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by a1photo | 2013-02-03 17:44 | Comments(2)
Commented by Hologon158 at 2013-02-04 15:35
ますます乗っていますね。
絶望の狭間に灯る希望の灯火。
慟哭する心をかすかに照らし出す復活の予感。
写文一致がさらに見事決まっています。
出版社、「大河の一滴」の豪華版をa1photoさんの写真付きで出せばいいのに。
もしこんど社長に会ったら、伝えておきますね。
Commented by a1photo at 2013-02-04 21:46
ホロゴンさん
とんでもないことです。
まだまだ人生の勉強が足りないです、と言いながらのほほんと過ごしている
毎日。「喝!」です。
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