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行き当たりばったり魔術劇場10

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 「お母さん…!」。目が覚めた。びっしょり汗をかいていた。
 夢だったのか。それにしても、あのおじいちゃんたちの顔。何となく顔つきがみんな似ていた。血筋の
DNAが一緒ということか。頭の奥がズキンズキンと脈を打っている感じだ。3世代も4世代も前のことが、
一緒に生活してきたかのように克明に脳裏に残っている。
 どのくらい眠っていたのだろう。目の前の天井。それにしても、ここはやはりアノ建物の中なんだろうか。
不思議な感じの部屋だ。
 ゆっくりと上体を起こした。早く外に出よう。前の世界に戻るんだ。仕事だってある。給料ももらわねば
ならない。自分の家がある。子どもたちは社会人になって都会に出ているが、妻が待っているはずだ。
早く帰ろう。
 なんとか出入り口を見つけ、戸を開けると…。



(コメント大歓迎。返事なしゴメン)
by a1photo | 2012-08-06 19:36 | Comments(1)
Commented by nakky85 at 2012-08-07 08:54
目的地のわからない「ミステリー列車」に乗せられているような気持ちです。
いや、実際にミステリー列車って乗ったことはないのですがorz

さて・・・無事に目的地に到着できるのでしょうか・・・
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